フィトケミカル研究所

「植物」と「水」の森林の科学から生まれた研究開発

「森林・健康」をテーマに、36年もの研究に裏づけられた学術成果は、命を育む環境の原点は森林であるという事でした。植物が生み出す様々な成分は、あらゆる汚染物質を浄化し、植物の生態だけでなく、人も環境も「浄化・循環」させています。
その産学連携研究によるエビデンスから、植物の「低分子なフィトケミカル」へと辿りつきました。

森林では、人々や動物は癒され、疲労を早く快復し傷などの外傷を早く治癒させていきます。 森林では、ウイルス等の感染は起こりません。海から雲が流れて、雨水やミネラル(風送塩等)を送り森林を育てます。
この生命力の源でもある「見えないもののサイエンス」を、植物や海藻類に含まれる「低分子多成分ガス体」と認識した、植物生薬の研究を行っています。

栄養を与えすぎないで自らのサイクルを呼び覚ます。サーチュイン遺伝子を発想の源にしたスキンケア理論

現代は、多くの機能的な化粧品・美容アイテムがあり、素晴らしいものばかりです。そこまでできて、なぜこうも私たちの関心は「乾燥や荒れ肌」を改善するお手入れ方法に多いのでしょうか。どうも慢性的な肌トラブルの連鎖を繰り返しているように思えるのです。

サーチュイン遺伝子とは、「抗老化遺伝子」とも呼ばれ、カロリー制限によって活性化されます。 つまり餓鬼状態になると目覚める損傷した遺伝子を修復する遺伝子で、老化や病気を防ぎ改善したり、美肌の作用を高めます。つまりは腹八分目ならぬ、腹7分目のほうが、老化を遅らせる遺伝子を活性化させるというわけです。

この発想に基づき、たっぷり水分油分や栄養成分を補給するスキンケアから、 最低限の栄養素だけでスキンケアする発想が生まれたのです。

フィトケミカル研究所
独自の“Threefield調合”による「理想のスキンケアの誕生」

“Three field調合”とは、界面活性剤や薬品などを一切つかわずに、水と油分を自然乳化させる独自の調合技術です。
長年、学術研究用に「有害成分」を除去し、「生薬」として有効な成分を植物から抽出してきた技術ですが、「植物低分子多成分ガス」として、揮発性の強い成分を抽出する過程においては、本来まじわることのない水と油を自然に乳化させる熟成工程があり、この過程のエキスに有機酸や水中油型の低分子な微量ミネラルやビタミンが含まれています。

この調合技術により、自然界に存在するフィトケミカル栄養素が、肌に浸透しやすいナノサイズ(1000万分の1ミリ以下)の状態で、働きかけできるようになりました。
フィトケミカルエッセンスの驚きの浸透力と、さらっとしているのに感じる保湿感、透明感や美白などを感じる即効的な効果の秘密はここにあります。

リキュリキュの求めるフィトケミカル研究開発

多くの現代人は、自然から切り離された社会特有の機能不全を抱えていると考えます。生活習慣病やアレルギーなどは、そうした機能不全が起こす1つの症状ともいえます。 合成化学薬品によるキレイ志向が、肌機能や自然免疫の低下につながっていると捉えています。

しかし、私たちは人がもともと持っている機能を呼び覚ますスイッチをフィトケミカルの世界にたくさん見つけることができます。 そして、フィトケミカルの研究は、広く人々の健康に役立つ植物の多能性を活かせるものに発展させていきたいと考えています。

自然と調和した健康で、安心で安全なもの。

たとえば、アポトーシスは「(枯れ葉などが木から)落ちる」という意味で、細胞にプログラムされている細胞の死のことですが、体に次々に作り出されるガン細胞や内部異常を起こした細胞はアポトーシスによって取り除かれ、人の体は良い状態に保たれています。
私たちは、このような機能の正常化を保つためのフィトケミカル集合溶液の開発を目指し研究しています。

人それぞれの健康を恒常的に保ち、調和した安心で安全なものだけを。それがリキュリキュの追い求める基本理念です。